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【Report】中小企業へのスマート化モデル構築の検証成果について(6/6)

イベントレポート2021.06.10

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イベントの背景

当団では、近畿経済産業局との連携により、関西地域のロボット導入支援拠点を整備し、ロボットシステム導入の担い手であるロボットSIerの育成、食品・化学分野等のロボット未活用領域での導入促進のほか、ロボット・AI・IoTの組み合わせによるスマート化モデルの創出支援を展開してきました。

2020年度には、近畿経済産業局と公益財団法人大阪産業局の連携により「令和元年度補正 ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ビジネスモデル構築型)」を活用した、関西の中小企業32社を対象にした食品工場等の未活用領域へのロボット導入、ロボット・AI・IoT等の複合技術を組み合わせたスマート化のほか、複合技術を活用した革新サービスの実現に向けたF/S(実行可能性調査)支援が実施されました。

これらを受けて、2021年6月に開催される「ロボティクス・メカトロニクス 講演会 2021 in Osaka」において、食品工場等の未活用領域へのロボット導入や、ロボット・AI・IoT等の複合技術を組み合わせたスマート化の実現に向けた検証事業の成果が発表されました。

イベントレポート

製造、食品、街頭調査など、さまざまな分野でのFS事例をご紹介いただきました。
検証中での想定外の出来事、得られた知見・ノウハウ、そこから更に見えてきた課題を聞くことができ大変勉強になりました。
また今回の支援事業では、支援を受けた企業の87%※が生産性向上が期待できると応えたそうです。 ※策定した事業計画書の経常利益、CF見込みから算定

2021年度の中小企業のスマート化支援としては、実証支援やサロン運営(実証予備軍の発掘・育成)、セミナー、先端工場訪問(普及啓発)を行っていくそうです。
サポート機関として、ロボットSlerはIATC、HCIロボットセンター、AI・IoTベンダーソフト産業プラザTEQSも選ばれています。
ひとつでも多くの中小企業がスマートファクトリー化するために、今後も邁進していきます。

登壇者紹介 一覧

食品工場における材料投入の自動化プロジェクト事例
株式会社ブリッジ・ソリューション / 代表取締役 坂本 俊雄 氏
株式会社泰洋電機 / 代表取締役 松本 弘平 氏
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鋼管カウントシステム開発プロジェクト事例
株式会社Mountain Gorilla / 代表取締役社長 井口 一輝 氏
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街頭調査における
AIカメラ・IoTセンサ活用による新たな効率的調査手法の開発プロジェクト事例

株式会社Andeco / 代表取締役社長 早川 慶朗 氏
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FSを行う意義 ~ケーブル製造事例~
株式会社HCI / 代表取締役社長 奥山 剛旭 氏
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スマートファクトリー及び関連ページ

▼中小企業のスマート化による生産性向上 F/S支援事業 成果について
https://iroobo.jp/project/smart_factory/fs/

▼ロボット未活用領域プロジェクト 事例
https://iroobo.jp/project/smart_factory/fs/unused/

▼複合的技術未開拓分野プロジェクト 事例
https://iroobo.jp/project/smart_factory/fs/undeveloped/

▼スマートファクトリープロジェクト
https://iroobo.jp/project/smart_factory/

▼ものづくりDXソリューション
https://iroobo.jp/project/smart_factory/mono-dx/

▼自動化・省人化コンサルティング
https://iroobo.jp/project/smart_factory/mono-dx/automation/

▼先端技術活用サポート
https://iroobo.jp/project/smart_factory/mono-dx/advanced_technology/