FS事業(事業化可能性の調査)

ロボット未活用領域プロジェクト 事例

ロボット未活用領域への導入支援、
及び実機等を活用した有償でのロボットF/Sのビジネス慣行の醸成を目的とし、
生産性向上に取り組む中小企業を対象に実施しました。

サービス業/介護・温泉

実施概要

支援先中小企業のニーズ・課題

支援先は介護事業を行っているが、近年は松葉温泉「滝の湯」、牛滝温泉「四季祭り」を経営している。保険調剤薬局は関連会社が経営する。
保険調剤薬局、介護事業は、人手不足問題があり、牛滝温泉「四季祭り」は、岸和田市との契約で新たに支援先が運営を任され、集客に力をいれなければならない状況から、他の温泉と差別化する「意味あるもの」の形成が課題である。

課題の解決方法

保険調剤薬局、介護事業、温泉において、まずは、牛滝温泉「四季祭り」にフォーカスすることになった。「意味のあるもの」として、個々のお客様を顔認識し、常に進化する会話で喜ばせ、常連客となってもらえるような、カスタマイズ可能なAIシステムを構築し、導入していただくことで課題を解決する。
しかし、将来的には「薬局の顧客管理や、介護のお客様(高齢者)をもてなすようなこともできないか」という話に発展し、それらの課題も踏まえ、顔認識と会話機能をカスタマイズできるAIシステム、IoTシステムを構築し、解決する。

FS実施内容

本FSでは下記のようなAIを構築する。
まずは、タブレット端末でカスタマイズできる顔認識と会話機能のAIシステムを構築する。

タブレットに搭載されたカメラの視野内に、人が映ったことをAIで検出し、会話を開始する

内容の展開をしながら会話を行う(検証時は3往復程度)

※AIの学習を進めると往復回数会話ができ、深みが出ることを検証する。

顔認識、会話機能のAIシステムを検証するため、アンドロイドのタブレット2台を使い、常連のお客様の顔、名前とメールを登録して、お客様の個人的なデータベースを作成するという想定で、最初はHCI社員でテストし、一般的な会話の情報を集めた。

集めた情報を元に、会話の内容をブラッシュアップし、個人向け会話を実現するためのSTEP1とする。
アプリケーションは下記2つを利用した。
1.Speaking agent Monitor(登録用)
常連のお客様を想定した(HCI社員)の顔を撮影し、名前とメールアドレスを登録するようにし、登録した情報はクラウドのサーバーに保存した。 メールアドレスの登録については、顔認識で、顔が似ている、同じ名前である、そのような状況でもお客様を間違いなく認識するために、メールアドレスで分けることにした。
2.Speaking agent(会話用)
Speaking agent Monitorで登録した人とAIが会話するインターフェースで、データベースをアクセスして個人的な会話を行うようにした。

1.Speaking agent Monitor を使用し、常連のお客様の顔を撮影し、名前とメールアドレスを入力。

2.認識率の閾値は70%に設定。

3.Speaking agent を使用し、以下の会話を作成。
①お客様を認識
Speaking agent:

というような会話を行うようにし、支援先にてご覧いただき、短い時間ではあるが使っていただいた。

得られた知見・成果ならびに事業化への課題

1.Speaking agent Monitor 、Speaking agentを使いこなす知見を得た。
2.1ヵ月程度のデータベースでどのような会話ができるか知見を得た。

都度、ブラッシュアップしていくことで介護のお客様(高齢者)をもてなし、施設のスタッフの手間が減るとご理解いただいた。

STEPごとのFSを行っていくよりも、今使えるロボット・AIがすぐに欲しいという非常に切迫している状況であるのと、ものづくりに対する考え方の温度差をとても感じ、支援先の事業(介護事業・サービス業)では、特化したカスタマイズ品より、市販化されたものを入手したいという考えがスタンダードなのだと理解できた。

FS実施後の状況、今後の展望

コロナ禍の状況で先行きが見通せない状況である。

支援先より、ロボット・AI技術がさらに進化したら、是非とも見せてもらいたい、との声をいただいた。

SIerとしてFS実施後の事業展開

構築したAIを更に使いこなすことで、AIシステムのみの事業展開も考えられるが、弊社はロボットシステムインテグレータでもあるので、ロボットシステムと融合することが可能である。
そちらについては下記①②の展開が考えられる。
①介護事業・サービス業向けのロボット・AIシステムを自社開発していく
②その他の業界でこのようなロボット・AIシステムが活用できるなら、そちらにフォーカスして開発していく。

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