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【Report】2021年初!オンラインセミナーを開催しました〜人協働ロボットの特徴を活かすポイントとは〜

イベントレポート2021.01.25

IATCバーチャルツアー

1月14日(木)にオンラインセミナー「ホントに使いこなせてる?人協働ロボットの特徴を活かすポイントとは」を開催しました。今回は、オンサイトとオンライン同時のハイブリッド開催を予定しておりましたが緊急事態宣言発令により、オンラインのみでの開催となりました。しかし、ロボットSIer、ロボットメーカー、商社、ソフトウェア会社、FA機器メーカーなど様々な業種から66名の方にご参加いただき関心の高さが伺えました。

今回のテーマは「人協働ロボット」

数年前から話題になっている人協働ロボットですが、最近は実際に活用を視野に入れた情報収集として「協働ロボットの使い方を知りたい」という目的で参加された方が多くいらっしゃいました。

というのも人協働ロボットは従来の産業用ロボットに比べてロボットごとに得意な領域や適用用途が異なるため、導入にあたってはそれぞれのロボットの特徴を理解したうえで、課題にあったロボットを選定する必要があります。そのため今回は人協働ロボットの中でも特性の違いがわかりやすい2台のロボット(LBRiiwa/ MELFA ASSISTA)に焦点をあて、それぞれの特性や特徴などを比較し実例を交えながらご紹介頂きました。領域が重なっているロボットを比較するセミナーは、なかなか開催が難しいのですが、今回このような比較セミナーが開催できたというのは、人協働ロボットは特性の違いが顕著だからこそだと感じています。2台のロボットについて動画や事例を交えながらお話しいただいたことで「人協働ロボットの使い方を知りたい」と聞きに来ていただいた方には違いを知ることができ良いヒントを提供できたのではと思います。

人協働ロボットへの期待スライド

IATCバーチャルツアー

さらに、オンラインのみの開催になったため「IATCバーチャルツアー」と「中継でのデモンストレーション」に初めてチャレンジしました。

「IATCバーチャルツアー」は、当初オンサイトとハイブリット開催時に、オンサイト参加者に対して実施する予定だった「IATC見学会」をオンライン開催でも実施しようと急遽決まった企画ではありましたが、IATC知ってもらう良い機会になったかと思います。参加者にも「IATCバーチャルツアーが面白かった」などコメントを貰い大盛況で終わりました。今後ももう少し洗練させて続けていければいいなと思っています。

IATCバーチャルツアー_2

中継でのデモンストレーション

また、「中継でのデモンストレーション」はオンラインでありながらライブ感を味わえるデモンストレーションとなりました。事例動画はコンテンツとして完成度が高く洗練されているので、導入イメージを持っていただくためにはベストな手段である一方でロボットのどういった動きが効いているのかであったり、何がすごいポイントなのかを切り出して捉えるには少し情報量が多い印象があったりします。そこで実際にオンサイトで実施しているようなデモンストレーションを中継したところ参加者から「使い方がいろいろ確認できて非常に興味深かったです。」というコメントを頂き、やはり事例動画とデモンストレーションは似て非なるものであることを運営スタッフ一同実感しました。

KUMA社1

KUMA社2

改めて、今回「人協働ロボット」をテーマとしたセミナーを開催して、多くの方にご参加いただけたことは、それだけ興味関心を持った方が多いのだと感じました。

IATCには、人協働ロボットをはじめとする自動化・省力化に関するサポート可能なロボットSIerが多数おりますので、何か課題がある際はお気軽にご相談ください!

FA導入相談窓口はこちら

講師陣

●一般社団法人i-RooBO Network Forum会長/IATCプロデューサ
株式会社ブリッジ・ソリューション代表取締役 坂本 俊雄
●KUKA Japan株式会社Customer Service Advanced Robotics Engineer 榊原 大介 氏
●椿本興業株式会社 名古屋支店 装置BU 第一営業部 システム一課 課長代理 植垣 潤 氏
●三菱電機株式会社 機器第三部 FAソリューション課 ロボットチームリーダー 山口 晋 氏