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【Report】ATCロボットストリート2020 〜ワークショップ体験ゾーン〜
イベントレポート2020.12.10
2020年11月7日(土)から2日間、ATCロボットストリート2020 in 咲洲こどもエキスポが開催されました。
このイベントは、テクノロジー体験ができる子ども向けイベントです。
毎年3万人以上を動員する大型イベントとなっており、出展される企業様は、製品・サービスをマーケティング・実証ができ、子どもやその親のリアルな反応を見る場所として活用しています。
今年はコロナ禍での開催ということもあり、例年のワークショップ・タッチ&プレイ展示に加え、オンライン配信も実施しました。
今回は、ワークショップ体験ゾーンのレポートです。
- 会場:ATC(アジア太平洋トレードセンター)
- 開催日:11月7日(土)、8日(日)
- 時間:10:30〜17:00
ワークショップ体験ゾーン
ワークショップ体験ゾーンでは、主に子ども向けの製品・サービスのマーケティングを行われた企業様が多かったです。ロボットテクノロジー関連のものはもちろんのこと、最近流行りのDIY体験などもありました。
●ユカイな生きものロボットキット(ユカイ光学株式会社)
子ども向けプログラミング教材「ユカイな生きものロボットキット」を活用したワークショップ。
アイローボの正会員でもあるユカイ光学株式会社が開発〜販売までを行っている製品です。Robo&Peaceでも毎月開催されている人気のワークショップです。
●未来のモノづくりを体験☆工場ロボットプログラミングワークショップ(IATC)
ロボットSlerを目指す子どもたちを増やしたい、子どもたちにロボットSlerという職業を知ってほしいという人材育成の観点から、ブロックプログラミング言語(Scratch)を使って、世界初 工場で働いている本物のアーム型のロボットを動かすシステムを独自開発されたそうです。
それを使ったワークショップ体験ができました。
IATCは、アイローボの正会員である株式会社ブリッジソリューションが中心となって立ち上げたプロジェクトです。工場における自動化の促進、生産ラインの自動化(FA)のプロフェッショナル人材不足を解決するために活動しています。
●Pepperのプログラミング教室(株式会社ミマモルメ/ソフトバンク株式会社)
子ども向けロボットプログラミング教室「プログラボ」を主宰する株式会社ミマモルメとソフトバンク株式会社のコラボ企画。ロボットプログラミングを学ぶ生徒たちが講師役となり、Pepperの動きや音声をプログラミングしていく体験教室です。
先日、TEQS内にオープンした5Gの技術検証や体験ができる施設「5G X LAB OSAKA」にて開催されました。
※ソフトバンクグループ株式会社およびソフトバンクロボティクス株式会社の「Pepper 社会貢献プログラム2」で提供されたPepperを使い、実施されました。
●はじめての工具 ドライバーをつくろう(株式会社コノエ)
自分だけの工具(ドライバー)を作るモノづくり体験ワークショップ。
大切なオモチャの電池交換など子どもたちが、ちょっとした家のお手伝いを楽しくできるようになることが狙いのプログラムだそうです。
●はじめての自分専用アクリルツールボックス作り(和気産業株式会社)
パーツを組み合わせて、自分専用のツールBOXを作るワークショップ。
人生で初めての自分専用の工具箱を自分の手で作り上げる体験を通じて、DIYの楽しさを知っていただくことが狙いだそうです。
●海外で人気のストリングアート体験(和気産業株式会社)
釘と糸で絵を作るアート体験型のワークショップです。
海外では、ウェルカムボードなどに使われていて人気です。今回は、初めてでも簡単にできるキットがご用意されていました。
●キッズドローン操縦andプログラミング体験(日本ドローンネットワーク協会)
障害物をかきわけ10点の的に着地させる「ドローン操縦体験」とタブレットを使ってプログラミングを組みドローンを飛ばす「ドローンプログラミングシミュレーション」が体験できました。
ドローン飛行中、男子たち釘付け!
●はんだ付けチャレンジ♪アマビエをつくろう(共立電子産業株式会社)
電子工作で疫病退散グッズをつくるワークショップ。
ハンダ付けをして電子回路を完成させます。
参加者の中にはハンダ付けがめちゃくちゃ上手いお父さんがいて、子どもに熱く指導?していました。笑
●『リモート体験 in ヘヤニナール』イス男爵が子ども達に教えるモノヅクリ体験教室(Wolves(ウルヴズ) support by ナンコウスタイル)
子ども達が自宅でリモートをするようになり、周囲を気にせずオンライン授業を受けることの出来る場所作りの必要性から生まれた製品「ヘヤニナール」。
ヘヤニナール(秘密基地)の中に入り、リモートで繋がったイス男爵から出される「モノヅクリミッション」を決められた時間内にクリアするゲームです。
オンライン配信
また、今年はオンライン配信にもチャレンジ。
今後ますます、オンラインでのイベント参加というのが増えていきます。
知見を溜めるという意味で企業様も積極的にご協力くださいました。
●ロボットキャラクターワークショップ(にじいろのネジ/株式会社コノエ)
子どもでも簡単に作れる、手のひらにも収まる透明感のあるアクリル製の可愛いロボットキットを製作しました。参加者に事前に専用キットの購入いただき、実施いただきました。
●ハマる!マイクラで初めてのプログラミング(キッズプログラミングスクール8×9/ハック)
マイクラの世界に生息するプログラミング言語を話す生き物”はっくん”にいろんな命令を吹き込んで、プログラミングにチャレンジできるワークショップ。
事前申込をしていただき、当日は、PC(chromeブラウザ,zoom,webカメラ,マイク)、インターネット環境があれば参加できるシステムでした。
●海外で人気のストリングアート体験!!(和気産業株式会社)
釘と糸で絵を作るアート体験ワークショップです。
海外では、ウェルカムボードなどに使われていて人気です。参加者に事前に専用キットの購入いただき、実施いただきました。
●4歳からできるプログラミング『はじめてのビスケット』(合同会社デジタルポケット)
英語や数字を使わない、直感的なプログラミング言語「ビスケット」を使ったワークショップ。
事前申込をしていただき、当日は、zoom閲覧用のパソコン・タブレット+ビスケット体験用のスマホ・タブレットがあれば参加できるシステムでした。
さいごに
今年は新型コロナウイルスの影響で、全国でもイベントが激減していることもあり、「ロボットストリートが開催されて本当にありがたい。」というお声もいただきました。
受付時の対応をどうするのか?出展企業同士の距離をどれだけ離すのか?アルコール消毒の設置場所や、当日のオペレーション等、スタッフは本当に試行錯誤しながら開催に至りました。
なので、そういったお声をいただけたことは本当に本当に嬉しかったです。
そして何より、昨年と変わることなく楽しんでいる子どもたちの姿を見ることができて、改めてイベントを開催して良かったという気持ちでいっぱいです。
タッチ&プレイゾーンのレポートもあります。
せひチェックしてみてください!