2021年11月13日（土）から2日間に渡って開催された、ATCロボットストリート2021 オンライン開催について、レポートします。

• 会場：オンライン　※ロボファイトはATCにて開催
• 開催日：11月13日（土）、14日（日）
• 時間：10：30〜17：00

「Gather Town」を使って、バーチャル空間を構築

今年は、オンラインビデオ通話サービス「Gather Town」を使って、ロボットストリートの空間をバーチャルに作り上げ、完全オンラインにてワークショップ・セミナー・大会観戦などコンテンツを充実させ開催しました。

バーチャル空間内では、自分のアバターを作って動かしながら、各コンテンツを回遊できました。クイズやゲーム等のコンテンツも充実しており、ワークショップやセミナーに参加しないユーザも楽しめる仕掛けがたくさんありました。

オンラインワークショップ

オンラインワークショップでは、出展企業様が各所で配信を行っておりましたが、一部RoBO&Peaceでも配信が行われていました。

モーターで動く☆ブルブルロボをつくろう！／にじいろのネジ（株式会社コノエ）
モーターと電池でブルブル動くカワイイロボットを作るワークショップ。自分で切って作るパーツとボディの取り付けはネジで行う。

3Dプリンタでオリジナルロボットを作ろう／IATC-Lab. （株式会社ブリッジ・ソリューション）
初心者向けの3Dデータ作成ソフト「TinkerCAD」を使ってオリジナルロボットを作成できるワークショップ。作成したロボットデザインは、3Dプリンタで出力後、後日自宅へ発送される。

ロボファイト in ロボットストリート

二足歩行ロボット同士のバトル競技会の一つで、関西を中心に行われている「ロボファイト」がATCの2階で開催されました。
対戦ロボットは、パンチやキック、投げ技などを駆使してロボットが相手を倒す様子は圧巻で、壮絶なバトルシーンを一眼見ようと、をふらっと通りかかった人たちも見入っていました。

また、バーチャル空間内でもこの迫力満点のバトルをオンライン観戦できました。空間内を回遊しているユーザ同士が「面白いロボットバトルが始まったから一緒に観に行こう」とチャットで交流しながら観戦を楽しむシーンもありました。

RoBO&Peaceの週末ワークショップでROBO-ONE講習を実施しており、講習会を2回以上受講いただくと、レンタルロボでロボファイトinロボットストリート（ROBO-ONE認定大会）に出場できる取り組みも行っておりました。
機会があれば、第二弾、第三弾と続けていきたいと考えています。

オンラインラボ「ロボットって誰が作っているの？」

ロボットは、様々なテクノロジーや造形・デザインの集合体。
ロボットへの関わり方には、色々な職業が存在するのだということを、子どもたちに知ってもらうことを目的とし、株式会社ロボリューション（正会員）の自動誘導ロボッ「ROBOLUTION 05」が、どのようなチーム構成で作られているのか？チームメンバーは、それぞれどのような役割、得意分野を活かして開発に携わったのか？それぞれの立場から、子どもたちにお話しました。

オンライン×リアルのハイブリッド開催を、今後も。

一時、バーチャル空間内は参加者のアバターで溢れかえっており、主催側のスタッフでさえも「歩いているだけで楽しいね！」と声を上げるシーンもありました。

昨年から「オンライン×リアル」のハイブリッド開催を模索してきましたが、時代の流れを考え、このハイブリッド型のイベントやその可能性を今後ますます充実させていけるよう、スタッフ一同進化していきます。

▼ロボットストリート
https://robot-street.com