介護ロボット・ICTシステム導入事例:社会福祉法人 宝寿会

5年先のサービス付き高齢者向け住宅をめざして機器を積極的に採用。

同社の母体は社会福祉法人「宝寿会」であり、サービス付き高齢者向け住宅(42室)やデイサービスとして、兵庫県姫路市にて「宝寿の郷」を運営。その他にも、「うぐいす荘」にて、特別養護老人ホーム(ユニット型含む)(87)、ショートステイ (12)、デイサービス (30)、「グループホーム ゆうゆう」にて、認知症対応型共同生活支援事業 (18)、「夢の里」にて、特別養護老人ホーム(ユニット型含む70)、ショートステイ (20)、デイサービス (25)、居宅介護支援事業、「青山苑」にて、ケアハウス (100)、ホームヘルパーステーション等の運営も行っています。 「宝寿の郷」は、「人とのつながりを大切に、支えあいながら日々を楽しむ「長屋」のような場所」をモットーとして、5年先のサービス付き高齢者向け住宅を目指しています。 現在、エンジェル・アイを室内外に50台設置し、入居者の安全を確保するために見守りに重点をおいたシステム構築を行っています。

法人概要

・ 法人名称:社会福祉法人「宝寿会」
・ 所在地:兵庫県姫路市広畑区北野町2丁目59-10
・ 設立:平成29年3月1日
・ HP: http://houjyunosato.houjyu-kai.or.jp/

導入している介護ロボット・ICTシステム
・ エンジェル・アイ(コンフォート社):入所者の見守りシステム

導入したきっかけ

5年先を見据えて、オープン前から導入を検討

  • ● 5年先のサービス付き高齢者向け住宅をめざしている理事長の思いにより、オープン前から見守りシステムの導入を検討。
  • ● 他社製品も検討していたそうですが、映像確認(1画面36室)ができて、なおかつ、価格が安いコンフォート社のエンジェル・アイの採用に至ったそうです。

導入にあたっての課題や解決方法、工夫点など

教育を繰り返すことで運用が安定

  • ●オープン当初から使用することを前提で運営されたが、20歳代の若手から70歳近くの高齢介護スタッフがうまく作動できるようにするための事前教育が一番大変だったそうです。
  • ●1人目の入居者が入ったとき、操作方法や画質が乱れるなどの様々な不具合があったが、メーカーによる丁寧な対応、システムの改善および、介護スタッフ増員(当初10名から現在30名)に伴う教育を繰り返し、1年ほど前から安定した運用が行えるようになったとのことです。

導入後の効果やスタッフの変化

コール前対応により、より早く異常をキャッチ

  • オープン当初は苦労したものの、介護スタッフは複数(36室)の居室を1画面で一度に確認できる便利さを実感し、今では、なくてはならない製品になっています。そして、当初、機器を壊すことを恐れてパソコン、マウスやスマートフォンを扱えなかった高齢介護スタッフが、今は躊躇なく居室の画面切り替え等をスムーズに行えるようになっています。
    本製品が導入されていなければ、コールされてから居室を訪れての確認となりますが、事前の画面確認により、コールされる前の対応が可能となり、夜勤はもちろんであるが、日中も介護スタッフによるより早い対応が可能となりました。具体的には、夜勤(2階1名、3階1名)時に2階の介護スタッフが3階の異常に気付いての早い対応ができるようになりました。

今後の展望

今後も新しい製品を探索

  • サービス付き高齢者向け住宅なので、離床センサーやアシストロボットなどの導入は検討していませんが、視野角が66度から140度になり、より多くのスペースを見渡たせ、画質もよくなっている最新版エンジェル・アイの導入を検討しているそうです。
    また、新たなエンジェル・アイへのバージョンアップとして、部屋の温度(脱水症予防)などをメーカーへ要望。現在もバリアフリー展等の展示会へ積極的に参加して新たな製品を見学しているそうですが、展示会以外で新しい製品を提案してもらえるような場所があれば訪れてみたいとのことです。